みなさま本日のご機嫌はいかがでしょうか。
愛読する日経新聞の2023年5月14日朝刊にほんわかする記事を見つけました。
「弱いロボット」を世に出した認知科学者
のタイトルで岡田 美智男氏が紹介されています。30種類にも及ぶロボットを学生と作り、世に出した方です。
自力でゴミを拾えない「ゴミ箱ロボット」、手を差し出すともじもじしながらアルコール消毒をしてくれる「アイ・ボーンズ」。この紹介文を2回読みました。それから、実際には見たことのない彼らの動きを想像するとじわじわ笑いが込み上げてきました。
これから「AI」がある時から人類の知能を追い越していくのではないかと、恐れすら感じる人工知能との関わりには身構えます。けれど、こういうロボットたちと暮らせる未来なら早く味わいたいと思います。
岡田氏が語っています。
「あれちょっと面白いぞ、の気持ちに素直に従う。このゆるさが弱いロボットを作りだすコツ」
と。
また、研究費が足りないことについても、
「お金がたくさんあるとアイデアなんて浮かびません」
ともおっしゃっています。生活をしていく中でも同じことが言える気がします。工夫したり代用したりの知恵は「手持ち金」が少ないときに考え出せます。
今日もまた、岡田氏と仲間の方々が新たな「弱いロボット」の開発に取り掛かっているでしょうか。
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