ナミゾウカンパニー セカンドプレイス遠足部

皆様本日のご機嫌はいかがでしょうか。

厳しかった真冬の時季が過ぎ、ようやく当地でも街歩きが苦にならなくなっています。週末を避けて行きたかった動物園へと出かけました。予想に反して、校外学習の生徒さんや、芝生エリアでの団体様、戻ってきたツーリストの方々で園外、園内ともに大勢の人。長くシーンとしていた街のあちこちで楽しげな話し声が聞こえ、笑顔で写真を次々に撮っているのを見るとうれしくなりました。人に近づかないこと、話しかけないこと、会食もやめよう。そんな日々が変わってきました。

動物さんたちは展示され、ヒトがジロジロ見ていることをどう思ってるでしょうか。うれしくはないだろうと想像しますが、好きな生きものをまじまじと見ることのできる動物園の存在がありがたいです。今回もペンギン、レッサーパンダ、キリン、ジャガー….と見学しました。

今回初めて知ったこと。レッサーパンダはネコ目 レッサーパンダ科という事実。生物学上の目、科の意味するところを知らないのですが、彼らはネコのカテゴリーだったのですな。何科でもいいです。かわいいかわいい。ビー玉みたいな眼とフカフカの尾。個体それぞれに尾の柄が違うのも楽しい。おやつの時間を外してしまい、ほっぺを膨らませている時間を目撃できなかったのは残念でした。

ジャガーはもう、それはそれはシュッとしてましたね。ネコ科の何を見てもむらむら思うのが、前足部分と握手してみたいこと。彼らも嫌でしょう。ふれあいコーナーには来なさそうです。

キリン舎は近くで観察させてくれる作りになっていて、長らく動物展示の場に来ないうちにこんなに変わってきたのかと驚きました。ぐるーっと柵が渡された運動場の手前から眺めた経験しかなかったのに、ここでは体の模様がはっきり見えるすぐ近くで見せてくれるんです。ここでも繰り返しますが、キリン(出勤者2名)はイヤでしょうね。それとも「今日も変な顔ばっかりだ」と不思議なだけでしょうか。あれこれ想像することが楽しいです。解説をじっくり読んだり、経路案内を見る以外は動物たちをぼーっと眺めふらふら歩く。デフォルトモードで、脳内清掃できました。

今日行ったところとは別の園で驚いたこと。日中のコアラ。ハシビロコウ。彼らはいずれも活動そのものを目撃できることは少ないそうです。ハシビロコウは捕獲する時以外は置物状態だそうですし、コアラはユーカリ葉をどっさり食べてはご就寝、の繰り返しと言われています。わたしはハシビロコウがすったすた歩いているのを間近で見ましたし、コアラに至っては木から木へとジャンプしているのを何度も見ました。

アミゾウ(子)は小学校の遠足で行った動物園内を歩いている時にリスがさささっと歩いて横切って行く時、自分の足が尻尾を踏んでしまったと。リスがその時持っていたドングリだか何かの実を「何すんだよぅ」とばかりにぶつけてきたと、帰宅して言うのです。その時はすかさず「気のせいじゃないの」と言ってしまい、信じませんでしたがほんとうだったかもと今は思います。

生きものたちにはそこで過ごすことの多くが不愉快でしょうが、わたしにとって動物園は広くて愉快で、のびのび歩ける貴重な公園です。

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