ナミゾウカンパニー セカンドプレイス部-17

みなさま本日のご機嫌はいかがでしょうか。

アルバイト先のバックヤード内で脚立の最下段から落下、転倒してしまいました。頭部CT検査を受け、その所見には問題がありませんでした。

その検査の後、住まいから近い開業医院の整形外科にてレントゲン検査を受けたところ、第11胸椎の圧迫骨折と診断され、今後3ヶ月間は骨折部の固定をし、動かさないよう生活しなさいと告げられました。

痛みはあったものの、「骨折」と病名を聞くと急にそれが強く感じられ、だけど骨が折れてしまうって、こんな生易しい痛さじゃないはずなんだが….と帰路思いながら帰宅しました。

この記録を書いているのは実は随分と後。2024年もひと月経過しようとしている頃なのです。気分を安定させておく力が低く、わずかなできごとがきっかけでバランスが簡単に崩れる私は、ケガをしたその日はただ、びっくりと、恥ずかしさを思うだけでしたが、数日経つと自己憐憫と、劣等感に脳内が占拠されてしまいました。

このナミゾウカンパニーの記録は、デジタル世界に接する数十億人の中の数名の方に同感と共感してもらえないものだろうかと始めました。

ハミゾウ(オット)は時折言います。

「能力の問題、やな」

と。短くまとめるとこの世の多くの事象を説明できる一言だなと感心します。私が能力以上の働きをしようと、10秒キッチンに戻るために焦ったこと。結果をそのままフラットにみて、以後3ヶ月はできることだけに取り組む気持ちを保てず、他の高齢スタッフはどなたも継続して働けているのにと気分を上げられないこと。

お会いすることも、デジタル上で交流することもかなってはいませんが、きっと数名は私とよく似た本体性能で生きてきた方々、同志がいらっしゃるでしょう。他者を妬まず、ひがまず、今の自分に何ら恥じることなく平然と過ごす。それはとても高性能です。憧れてはいますし、身につける訓練法もさまざまあると見聞きし、実践しようとした日々もありました。ですが続ける力も無かった。苦しいけれど、情けないけれど、今持っている能力で納得する道を探していきます。

最近家事の最中にフと思ったのが、ヒト生物全体で能力の総和が決まっている。ヒト科日本人の総和もまた。とすれば存命中の能力の多くを「大谷 翔平」氏がシェアしているのだと。円グラフの中クッキリと彼の市場占有率が見え、業界どころか、全日本人のトップシェアなのだろうと。私がもらえるはずだった(かもしれない)わずかながらの能力は彼のところへ行ったんだと。

こう考えるに至って、大いに納得しました。

全部「大谷 翔平」氏のせいです。

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