みなさま本日のご機嫌はいかがでしょうか。
携帯電話はiPhoneを長らく愛用しています。数年前にApple社のairpodsを購入し、その快適さに感動し、発売初期に装着している人様を見かけた時、「Appleの割にクールじゃないなぁ」とみずからはダサいくせに冷ややかに見ていました。
実際に使うとクリアに聞こえる会話も、音楽の広がりもよく特に今以上の要求もなく愛用してきました。
今の住まいに転居し、最もよく利用するスーパーマーケットが徒歩1分の場所にあるため、どうかすると厳寒期や酷暑期にはほとんど家事以外の歩行をしません。最近になってやっとこれは良くないなと、できる限り自宅から離れた店舗を探して散歩を心がけています。
そこで散歩のお供に以前ならば、AppleMusicからダウンロードしてプレイリストライブラリを作った音楽一本で、乗りながら歩いていました。しかし最近はもっぱらポッドキャスト番組です。
これらを聞くには屋外の様々な音のある環境は聞きづらいことこの上ないのです。そこで、大通りから一本入った宅地街を歩く時はポッドキャストにして聞きながら歩くと、同じ道を繰り返し歩いていても脳の中はいつも新鮮です。
家でも家事をしながら聞いてしまうので、Airpodsを装着している時間が長くなっていると少し気になり始めていました。以前日経新聞の耳鼻科医師のコラムで、「耳毛」という耳の奥にある音を捉える器官は再生することなく、加齢とともに衰えるため、できるだけイヤフォン、ヘッドホンでの大音量を聞き続けるのは避けるべきでしょうと読みました。聴力の衰えは、聞き取れずにイライラしたり聞き返すのがいやで他者と会話しなくなり、脳の萎縮につながるとの記事も読んでいたので、イヤフォンを使い続けるのも考えもの、だけど楽しいから聞きたいけれどどうしたもんかと考えていました。
日経新聞日曜版の、商品紹介でこの3年の間に増えた在宅でのビデオ会話に使うネックスピーカーがいくつか載っていました。最新機種ではなくても操作が簡単で、シニアのわたしでも使えそうだと思い、最寄りのヨドバシカメラへ探検に出かけました。
試聴できます！！とポップに書いてはあるものの、ワンワンとアナウンスや、音楽が鳴り響き続ける店内で聴いてみても自宅使用とは感じ方がずいぶん違うはずです。別の防音室で聞かせてもらえるわけでもないけれど、その場での音をスタッフさんに試させてもらいました。
実感としてはわかりませんでしたが、売り場担当の方の勧めるポイントを聞いて、ハイエンドでなくても軽量で簡易操作のシャープ社製「サウンドパートナー」に決めて購入しました。
快適です。U-NEXTで引き続き、「リゾーリ＆アイルズ」「アストリッドとラファエル」「アラン・バンクス」を試聴していますが、耳元で聞こえる彼らのセリフがはっきりしてきてとてもうれしいのです。
さらに番組内の音楽もテレビスピーカーの音ではわからなかった、楽器の音や強弱も捉えられるのでこれにも驚きです。
生きる限り、ワンセットしかない耳を大事に様々な音楽や会話を聴いて脳を活性化したいものです。
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