皆様本日のご機嫌はいかがでしょうか。
氏神様へ参拝し、お礼とごあいさつを申し上げてきました。いつもながらすっきりと明るい境内です。以前お見かけした茶トラの神猫さんは親しみやすく、おしゃべりしてくれましたが、日向ですぐにお昼寝態勢になり、遊んではくれませんでした。また会えるかなと期待しましたが今日もお出ましはなく残念。
今日のお告げは、
大吉
励みになります。和歌は、
桃桜 花とりどりに咲き出でて 風長閑なる 庭の面哉
ううむ。これまた麗しい美しい歌です。和歌の解説には
長閑な庭の美しい花の咲き匂って春の盛りの楽しい様に上吉の運に向かいます けれど油断せずに信神して行い正しく些かも不義の楽しみに身を過たぬ様にせよ
氏神様は我が不徳をお見通しのようで、毎月厳しい指摘が多く、吉、中吉の運勢と出ても教えには神様に自分の都合だけですがるな、とびしっと一言があります。それに比べて今日は全体に柔らかい言葉が並んでいました。待人、相場、縁談その他項目があり、旅行(たびだち)の項には、早く行くが利、とあります。ターミナル駅では旅支度の人が多くなったことに気づき、わたしも旅人になりたいと意欲が増します。
神の教
憂き事も嬉しき事も我はただ、御前に告げん神の子ゆえに
神様の有り難さは、口や筆では言い表せない。神様の忝なさは、形や物では表せはしない。神様の暖かい御懐、それは手に触れて知ることはできない。ただ朝に夕に明き真心で拝みましょう。今日一日を己の職務に勤しみましょう。拝む心、励む身に、晴れやかな明日の幸福が約束されます。
平易な言葉で理解は簡単ですが、実行できているかと自問すると沈黙が降ります。本分をなまけず務め、気迷いせずに行動できているか、できていません。簡単そうに聞こえることほど実は難しい。ふらつきながらも道を踏み外さない所で持ち堪えられる自分でいたい。それにはやはり他者の存在が大事だと考えます。他者と比較ばかりする、その時あるのは自分の位置。すねる、うらやむ、別の人には見下している。それらの気分でわたしはいつもふらつくんです。氏神様からいただいた教えは静かで深いです。
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