板(舞台芸術)、写真(映画)、書籍または旅いずれについても月間、年間の数を言う人がいる。それらを聞くとまず自慢としか受け取れない。好きは結構、わざわざその数を誇ることでお山に登りたいのだろう。
こうやって捻くれるのは前述のいずれについてもアベレージも総数もしょぼいから。時間をひねりだす能力と資金のどちらも彼と彼女らに追いつけないことが妬ましいからイヤミを言う。単に脳のどこかでキラッと一瞬スパークした時本を書い、劇場に行く行動に移す。
少し前に会った友人は「書評」を信じず自身のアンテナで読書するそうだ。私はといえば毎週日経新聞の書評欄が楽しみである。そこで紹介された書籍を何冊か読んで、がっかりしたことも事実ある。
映画も然りで実に多くの作品を観ている人々の勧めている作品を観に行きこれまた大がっかりも経験してきた。それでも劇場で観るそのことが好きで、心へ染み込んでくる作品に巡り合った後の爽快感は配信作品を自宅の小さいテレビ画面と割れるだけの音響では楽しさが格段に違う。
先日観た「アノーラ」の行き帰りに劇場内に掲出されている近日公開作品のポスターを見ていくのも楽しい。
公開後、きっと観ると決めている作品がいくつかある。
① 「ジェリーの災難」チャイニーズ系アメリカ人に降りかかった災難を描くそうだ。実話であり、被害を被った本人主演というから、奇を衒うどころではない。しかもルーツが全体に謎多き彼の国。
② 「アマチュア」リアルタイムで彼らの音に乗ってウキウキしていた「Queen」のボーカル「フレディ マーキュリー」を演じた「ラミ マレック」氏主演。「ローレンス フィッシュバーン」氏も登場となれば行かねば。
③ 「HERE 時を越えて」名優「トム ハンクス」氏主演。いい時も悲しい時も全ては過ぎ去っていく。文章で書けばはい終わり。だがその流れていく様を描いているのだろう、と想像する。
明日なのか今日なのかお迎えはいつ来てもいいと思っているが、公開時まだこの世にいたならば、上記3作を観る。
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