ナミゾウカンパニー改め ※個人の感想です

【Last lecture 最後の講義】を国営放送で視聴した。以前には敬愛する「みうら じゅん」兄の講義に巡り合い、感銘を受けた。

今回の講師は「大石 静」姉。日経新聞【なやみのとびら】にて回答者もされている著名脚本家。母が存命の折り朝のドラマ【ふたりっ子】を絶賛していたが、育てていた子が乳幼児であり、母に対するねじれた感情もあり、彼女が言うことにはたいがい反発していたのであえて視聴はしなかった。

大石氏が向田邦子賞を受賞されたことも強く印象にはないが、近年作に涙をずいぶんと持っていかれた。

数年前にTBS系で放映された【大恋愛】である。テレビ東京系の【勇者ヨシヒコ】シリーズでメレブというシュールな配役をさりげなく演じた「ムロ ツヨシ」氏が出ることで興味を持ち観始めたのだがこんなはずではと思うくらいの滝涙を流し、ハッピーエンドではないものの、さびしくもどこかにあきらめをともなった幸せをそこから感じた。

今回講義の中で大石氏が語ったさまざまな言葉の中で最も心に残り、これからも我が身を引き締める呪文にしようと思った言葉は一つ。

「生きることの9割は苦しく、1割は楽しい」

そう腹をくくればアルバイト先でネチネチいじめてくる意地悪バァさんにも、9割とシールを貼れる。先般ここではないところへ旅立たれた「伊集院 静」氏もエッセイの中で「求め続ければ必要なもの、ことに出会うもの」とおっしゃっておられた。いつも迷い、自責しながらも理不尽に対して言い返せないまま、常に怒りを溜め込んでいる私には珠玉の言葉。

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