ナミゾウカンパニー 美化部

みなさま本日のご機嫌はいかがでしょうか。

心の美化を手助けしていただくために、毎月地元の氏神様へごあいさつとお礼を申し上げに行っています。前回はまだダウンコートを着ていましたが、今日の当地は日差しも柔らかく過ごしやすい良い気候になりました。

神猫様のお出ましはなく、参拝に訪れているかたが無く神前で思い切りぶつぶつとあれやこれやを神様にお伝えし、おみくじをちょうだいしました。

「大吉」です。和歌は、

渦を巻く 谷の小川の丸木橋 渡る夕べのここちするかな

はじめは危ない谷の小川の橋を渡るような心配事があるが驚き迷うことはありません 後には何も彼も平和に戻ります 凡て小さい事も用心してすればよろしい

毎度思います。最後の一文がきびしい山です。用心せず、ウッカリと行動してしまうことのなんと多いことか。

神の教は、

拝め拝まばおのずと胸に、神のひかりは照り渡る ただ一心に神様を拝み奉りなさい。神様の御光りが我が心の鏡に映るその時、凡ての心の曇り、心の闇は晴れゆきて、広き明き御恵みを授かることが叶うのです。神様の尊さ、有り難さを日々忘れる事の無いように、遠永に見守り給へと朝に夕に神語を唱え、ただ一心に神様を拝み奉りなさい。

さて。この教えも守れていない日の方が断然多い。もとより怠け者の自覚だけはあるので、同年代の最後尾をとぼとぼ歩いて行こうと思います。

本殿のごあいさつの次に、戎様へ挨拶をします。商売をお助けくださると信じて、ハミゾウ(オット)の仕事がやや上向いてきたことへのお礼を申し上げました。大学時代のアルバイトから始まり、好きでその業界へ進んだ彼ですが、3年の間難しい時期が続きました。年若い後輩社員のために退職することを考えてもいたようです。社長がまだ働いてくれと言ってくれたため細々と勤務してきて、ようやく最近同業全体に薄日が差してきました。お客様や取引の相手との「雑談」が好きな彼はそれがないままの時間がおもしろくなかったようです。日々老化して体はしんどくなっても、仕事が動き出した今が楽しそうです。

戎様にはお礼を申し上げました。なぜか涙が鼻の奥から上がってきました。もっと早くからこの習慣を持っていればよかったと月参りの度思いますが、それもまたわたしという雑な人生の一部です。

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