みなさま本日のご機嫌はいかがでしょうか。
最近聴き始めた「ゲイと女の5点ラジオ」の中でポッドキャスターのおふたりが、地域への意識が違うことを話されていて、するどすぎて笑いました。ヴァジャ氏が千葉県出身のようで、詳しく指摘する内容に説得力があります。地方の人に居住地を聞かれた時に、「東京です」と答えて良いのは〇〇市と△△市まで、とはよく聞くなぁと感じます。
最近もハミゾウ（オット）の親類に不幸があり、その時久方ぶりに会った従兄弟に長女さんが関東在住というので、何気なく、
「どちらに」
と尋ねると、
「東京」
と返され、2年前まで都区内で住んでいたのでどのあたりだろうと重ねて聞くと、
「市川」と言っていたと。ハミゾウは自分の母校以外のことには関心が薄いので何も感じなかったようですが、底意地の黒い私は即座に、
「それ、千葉じゃん、東京じゃないよ」と言い放っていました。
似たような話は、パートタイムで働いていた時に同僚が言っていたこと。
阪神間に「尼崎市」があり、その市内にいくつも町名があります。同僚の知り合いは市外在住の他人様に住んでいるところを尋ねられると必ず「武庫之荘」と言うそうです。同僚はその言い方に違和感があるようで、「尼崎、でしょうが」と思うと。わたしも大いに納得です。誰に聞かれても「尼崎市」とは言いたくないようで、いつも頑として市の名前は言わず、いきなり「武庫之荘」とだけ言うと。
同僚は親御さんの代から尼崎っ子で、強い思い入れはないにしても、どうやらその知り合いが「尼崎市」を低くみているように感じるようでした。その憤慨していた様子をこのラジオでのやりとりに感じ、どんなことにも序列をつけたがるのが動物なのかなと思います。猿山で誰がボス、二番手、三番手がどの個体か決まっていてこそ群れが平和と聞いたことがあり、ヒト類もその倣いで世過ぎせねばならんのかと、しんどいことです。
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