ナミゾウカンパニー 食堂部

みなさま本日のご機嫌はいかがでしょうか。

アミゾウ(子)が北海道在住の友人に会うため、小旅行に行っていました。数年前に訪れた積丹地域を再訪の予定で、行く前から現地での食事が楽しみだと言い、わたしの好物である雲丹を見つけたら送ってあげるよとも言ってくれていました。

幸いにも漁獲があったようで、販売所から配送してくれたものが届き、ハミゾウ(夫)と堪能しました。

我が家の贅沢品である、青森県五所川原市産の特A米「青天の霹靂」を直前に炊飯し、届いた塩水雲丹のパックをソロっと開封します。

アミゾウが現地の食堂でいただいたように、ランダムにちぎった焼き海苔を乗せた米飯に、雲丹を乗せ、海苔と共にパクリ。飲み物のように胃へダッシュします。「バフンウニ」と「ムラサキウニ」の二種類を合いがけにしてみます。平素は、よく漬かった漬物や、お造りにバンバン醤油をかけるハミゾウが、

「旨い。コレ醤油は要らんワ」

と言い、カレーライスのごとく吸い込んで食べてしまいました。暑さが増してきて体がだるく、そろそろ御陀仏かもしれんと言ってますが、その食べっぷりを見る限り、お迎えの車はその辺にいない模様です。

バフンウニは「小樽漁業組合」からの出荷で、正式名称「キタムラサキウニ」は余市市産とパッケージにあります。タコ、イカと並んで、外観からはおいそれと手を出す気になれない雲丹の殻を割り、食べてみようと思った先人に感謝です。

「ああ。おいしいわね。アミゾウに頼んで、毎週送る手配をしてもらおうかな」

と夢物語を語るわたしにハミゾウは、

「たまに食べるからおいしいねんで」

と一言。気の合わないことの多い連れ合いですが、数ヶ月に一度は格言を放ちます。この先まだこの世界に居させてもらい、自力で食事ができる日々の間に好きな雲丹を食べる機会が持てたらいいなと思います。アミゾウが言うには、パックされ、配送されていく段階で少し鮮度は落ちる。ぜひ一度積丹を訪れ、現地で食べてみよと。万障繰り合わせて行く機会を作りたいです。

漁業関係、流通、配送の方々、ありがとうございます。

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