みなさま本日のご機嫌はいかがでしょうか。
食品を手にするまでにこれほどの人力が関わっているのだと初めて知ったアルバイトです。日本人の文化が清潔志向についてとても高いとは聞きますが、「池上 彰」氏が解説するテレビ番組で、おおよそ60年前の我々は今ほど衛生について重く考えていなかったようだと、資料写真を使って見せていたその一枚の写真には、東京の中心を走るかつての国鉄、つまり今のJR線の車内が写されていました。床にはギョッとするほどたくさんのゴミがあり、落ちているというよりは広がっているといった方が的確なぐらい見事に散っています。
食べたもの、飲んだもの、紙などが当たり前のように床に捨てられていてその横の座席で何事もないように乗客が座っています。
そこから今に至って、当時の生活感からは考えられないほどのきれいを保つ作業が続けられてきました。わたしの勤務先でも髪や顔に触れたら手洗いと言われていますし、トイレの清浄確認はひんぱんに行います。
今まで利用してきた膨大な数の食料品店や、食堂で多くの人々の目配りと注意があって提供されてきたのだと実感する次第です。
まだ現場ではギコギコした動きではいますが、お客様が、
「ありがとう」
と言ってくださるので、失礼がなかったといちいちホッとする段階です。
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