ナミゾウカンパニー セカンドプレイス部-12

みなさま本日のご機嫌はいかがでしょうか。

先日の指導員からの指摘が身に沁みて、次回の出勤日までの間気分が沈んだままでした。ところが、です。

職場に着き仕事場で動き始めると厳しいその先輩がいるのです。これは・・・・もう本日分の運が尽きたなとますます体が硬くなってきました。末端アルバイトのわたしには不明ですが、管理者クラス、持ち場の固定スタッフとそれぞれ違う動きをしているとぼんやりとわかり、その指導先輩スタッフはオールラウンダーに近く、目が届く人のようです。

当日始める作業や注意点を聞いてから始めるため、注意をたくさん受けないようにと身構えながら覚えてきたことを進めていくと、

「ナミゾウさんいいですね、よく動けていますよ。」

「よく気がつきましたね、いいことです。」

と認めてくれるのです。この人は双子さんで別人なのかとも思えるほど柔和に接してくれます。そうしますと余計な気を使わず、もう少し自分も他の人も楽になるようにできないかなと考えながら動き、ひたすら、

「教えてください」

を連発して納得を得ました。美容師時代に理屈が好きなのねと同僚に言われたことがあります。確かに技術はさっぱり向上しませんでしたが、なんとなくではなくこの結果はここから始まると流れを知るととてもスッキリするので好きでした。

今日は自分の作業をしながらも指導先輩の動きを目で追い、観察してみました。手も目も動き、清潔と整頓が得意で、可能な限り実にきれいにしています。仕事だからさせられているようには見えず、きっとその性分なんだと推測しました。さらに素晴らしい姿勢があり、

「ナミゾウさんからも、わたしに気がついたことがあれば言ってくださいね」

と作業開始時に言われたのです。改善できていく人の要点だなと感心し、もちろんわたしから申し上げたいことなど何もなく圧倒されただけです。

働かない人から働け、動けと言われると大抵の人は反発心が起きると思っています。言われたことを理解しよう、聞く気になろうと思えた指導先輩の様子を数時間見ることができた今日は大収穫の1日でした。

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