ナミゾウカンパニー ポッドキャスト部

みなさま本日のご機嫌はいかがでしょうか。

引き続きポッドキャスト番組のいくつかを並行して聴いています。人様の話題や、笑い声、考え込んでうなっている声、番組やテーマによって様々ですが、誰もが迷ったり困ったりもしながら生きているんだなと想像して聴きながら日々のやりたくないことのアレコレを片付けています。鍋を洗う。洗濯物を洗いにかけ、仕分ける。掃除をする。食事内容を考えて用意する。どれも嫌いな家事ですが、担当者主任としてはせざるを得ません。

アップルポッドキャストで聴いています。アップルミュージックと同じように検索やランキングの項目があり、最近はランキングを見ていて宝を掘り当てています。

中でも。俳優の松岡茉優氏と伊藤沙莉氏がおしゃべりする「お互いさまっす」を聴き始め、爽快に笑えています。伊藤沙莉氏はかつてドラマ「女王の教室」クラスの生徒役を演じられていたそうですが、失礼ながら記憶に無くその後、TBSドラマ「この世界の片隅に」での冴えた演技に目を見張り、それからずっといい役者さんだなと思って鑑賞してきました。

国営放送の8時台ドラマの主演決定のニュースを知った時は、遠ーーーい親戚のおばあちゃんの気持ちになり、とてもとても嬉しくなりました。毎週録画をし、笑って少し泣いてと王道の展開を楽しく観ています。

この「お互いさまっす」の中で彼女がいくつか経験してきたアルバイトで出くわした困ったお客さんの話、それから、

「アタシさ、この仕事で一生やっていきたいと思ったもん」

とまで言っておられた仕事のことも興味深く、私もそれならもっと老いた先でも働かせてもらえるかもと思いました。松岡茉優氏も独特の感性をもち、読書家であり、何より長くいい友人付き合いをしてきたんだなぁとほのぼの感じる、お二人のラリーが素敵です。

アミゾウ(子)につくづくとよく言われる言葉が、

「よくまぁそんな細かいことを覚えてるね」

でして、この「細かいこと」というのが我が子に起きたことや言ったことよりも彼女の友人知人、職場での人々やお客様といった私にとっては全く関わりのない方々の言動なのです。ですがそれらはいつも印象に残り、きっと私はぐうたらで動きが鈍いので自分の人生に無いこと、起きないことに興味が尽きないのだと思います。そして一本の道をすすんでる人は実は少なくて、恵まれ、光が当たっているように見える人もオロオロし、納得のいかない時間を過ごすこともあるんだなと感じます。

できる限り他者に寛容になるためにも、たくさんの人生の一端を知りたいと思います。ポッドキャストの会話の中でもじゅうぶんそれが可能に思えます。

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